イオンクリーナー
1929年にドイツのG.クラウスによって銀イオンや銅イオンが水中の微生物を抑制する作用がある事が発見されました。
以来、銀は水や食べ物の腐敗防止として貴族の食器に用いられ、今日においては様々な抗菌グッズにも応用されています。銀を水中に溶出することにより発生する銀イオンは、安全で殺菌力の強い金属イオンとして注目されています。日本イオン株式会社は昭和29年に国内で初めて浴場用銀イオン殺菌装置を発売して以来、5,000ケ所以上のお客様にご使用いただいております。
特長
持続性
銀イオンは水温が高くなっても揮発する事がなく、長時間にわたり殺菌効果が持続します。
人にやさしい
イオンクリーナーは無害無臭で、飲んでも安心。過敏な皮膚の方にも安心して入浴して頂けます。
水質を換えない
銀イオンは水質や温泉の成分をそのままに殺菌する事ができます。
併用による強力殺菌が可能
塩素との併用により、バイオフィルムを効果的に破壊しレジオネラ・ゼロを達成できます。
省力化
自動運転により、人手もランニングコストも軽減されます。
殺菌原理
銀イオンAq+が細胞膜に接触すると-に帯電した細胞膜の表面組織に変性が起こり、細胞膜に穴が開き、細胞質が流失して細菌は死滅します。
殺菌効果
菌名称(菌数) | 銀イオン濃度x殺菌時間 |
---|---|
レジオネラ(5x10²) | 0.03ppmx2分 |
大腸菌(2x10⁴) | 0.1ppmx20分 |
MRSA(2×10⁴) | 0.1ppmx10分 |
白癬菌( - ) | 0.5ppmx15分 |
緑膿菌(2X10⁴) | 0.1ppmx5分 |
銀イオンの利用濃度
単独の場合 :0.04~0.1ppm
塩素併用の場合:0.02~0.06ppm
使用用途
老人ホーム
病院
移動入浴車
ホテル
旅館
スーパー銭湯
独身寮など
銀イオンの安全性
既存添加物名簿126番に食品添加物として認可されている銀は、仁丹、アラザンなどの銀箔や銀歯など私たちの身近な生活環境でも多く使用されています。体内に取り込まれた銀は速やかに排出され、体内には約10%しか吸収されないことから、日本の飲料水基準では、銀の含有機性値は設定されておらず、飲料水の殺菌にも応用されています。