各種粉塵・悪臭・エネルギー・作業環境の改善 身近な事で困っていませんか?私たちがお手伝い致します。

粉塵防止システム 

粉じん防止システムとは?

弊社の粉塵防止システムの特徴は、粉塵防止剤(界面活性剤)を使用し、水の表面張力を著しく低下させ、濡れにくい粉塵を濡れやすくする特徴を利用しています。なおかつ、その粉塵防止剤と水の混合水を特殊なミストに形成した特殊ミスト噴霧工法と、製泡器を用い泡を形成した泡散布工法で、様々な粉塵問題に答えるべく開発された、低コスト・高パフォーマンスの全く新しい粉塵防止システムです。

特殊ミスト噴霧工法

さまざまな浮遊粉塵の発生源または浮遊した粉塵に特殊ミストを噴霧する事で、粉塵の飛散を軽減します。

泡散布工法

破砕・分別工程を有する設備から発生する粉塵を、対象物や破砕機に直接泡散布する事で、粉塵の発生を未然に防ぎます。

粉塵防止剤

一般的に粉塵には水をはじく性質があり、又水には表面張力を有し、更に荷電されるという特徴がある為、粉塵は水に馴染みにくいという現実があります。その粉塵抑制にマイナスに働く性質を、粉塵防止剤が取り除くのです。その効果は、粉塵に対する『濡れ効果』が10倍以上、上昇し、水分に粉塵が吸い付けられると言う図式ができあがります。また、水に対し数百分の一という微量の粉塵防止剤でその効果を得ることができるという特筆すべき点が上げられます。抑え浮遊する粉塵を特殊ミストが捕捉します。

水のみの場合

粉塵防止剤 水のみの場合

水に粉塵防止剤を混ぜた場合

粉塵防止剤 水に粉塵防止剤を混ぜた場合

粉塵防止剤 Q&A

触っても大丈夫?
大丈夫です。ただし、間違って飲んだり、目にはいった場合は、すぐにきれいな水で洗い流してください。

他にどんな物に使われているの?
シャンプー、洗顔料、ボディーソープなど、身近な物に使われています。

万が一、河川・海に流れた場合、影響はあるの?
河川・海水中に流出した場合、直ちに生分解を始め,消滅しますので影響を与えません。

国・地方自治体での流出に関する規制はあるの?
特に規制はありません。

粉塵防止剤の安全性

使用する粉塵防止剤は、陰イオン系に属する界面活性剤を主成分としています。この界面活性剤は、洗浄力、起泡力、乳化力に優れ、且つ生分解性(微生物分解性)が良好な為、家庭用洗剤をはじめ化粧品・香粧品品基材など、多くの商品に一般的に使用されています。

又、化審法(化学物質の審査および製造等の規則に関する法律)で許可された既存物質であり安全性については十分な検証がなされています。粉塵防止剤の使用量は、極少量である為、通常使用では周辺環境に放出される事はなく、環境に影響を与える事はありません。

粉塵防止剤ラインアップ

お客様の使用量に併せて、200Lのドラム缶と18L缶と準備させていただいています。

特殊ミスト噴霧工法

■ 粉塵と水の馴染みの悪さを解消

粉塵防止剤を水に少量混ぜる事で、水の表面張力を低下させ、粉塵の滑りや弾き返しを解消し、水分との馴染みを良好にする為、約10倍の濡れ効果が期待できます。故に、粉塵との初期衝突で確実に粉塵を捕捉します。それにより、粉塵の除去効率が上がり、クリーンエアー確保に時間がかかりません。

■ 粉塵と水の衝突機会を増やす

ミスト(10~100ミクロンの霧)にすることで、粉塵が浮遊している空間の水分密度を上げて、粉塵と水分の衝突機会(回数)を増やしています。一般の散水ノズルで浮遊粉塵を捕捉しようとすると、大量の水を必要とし、しかも水滴径が大きい為、効果はあまり認められませんでしたが、特殊ミストにする事により、水の使用量は数分の一、効果は数倍を実現しています。

■ 2次メリット

特殊ミストにより捕捉された浮遊粉塵は、若干の水分を帯びている為、水分が蒸発するまで浮遊しがたいと考えられます。さらに、粉塵防止剤を含んだ水は、普通の水より蒸発しにくい性質があります。そのため、重機が走る事等で巻き上がる風により、発生する路面粉塵の防止にも効果が期待されます。特殊ミスト噴霧工法は、使用水量が少ない為対象物・設備を濡らしたくない場合に適しています。

■ 設置例

特殊ミスト噴霧の様子1(多頭ノズル).2(カーテンノズル).3(ガンノズル)を、現場に応じたノズルを使うことで少量のミストで最大の効果を発揮します。

特殊ミスト噴霧の様子ミスト噴霧前・噴射中写真

泡散布工法

■ 簡単管理で長期運用可能

泡散布方式のため、機能低下が起こりません。そのため、簡単なメンテナンスのみで長期間安定して運用することが出来ます。

■ プラント最終工程まで続く効果

粉塵防止剤の効果により、数ヵ所の散布でプラント全域に渡り、粉塵効果が現れ、最終工程までの効果が持続する特長を持っています。

■ 粉塵と水の接触機会を増やす

泡にする事により水に比べ、20~30倍の表面積を得る事ができ、少ない水分で大きな成果を得る事ができます。

■ 製品・設備に影響を与えない

使用する水分が大幅にカット出来るため、製品表面へのダストの付着が低減できます。また、スクリーンの目詰まりや生産効率の低下等の設備・生産への悪影響を引き起しません。

■ 設置例

泡散布工法 設置例泡散布工法 設置例

粉塵防止効果

■ 抜群の粉塵防止効果を発揮

煙のように目に見える粉塵はもとより、塵肺・喘息等様々な疾病の原因となり、最も危険な目に見えない浮遊粒子状物質(SPM)を防止します。

(例)某砕石所の場合

測定点 粉塵防止装置
稼働前 粉塵濃度
粉塵防止装置
稼働後 粉塵濃度
防止効果
スクリーン周辺 356.0 mg/m3 29.0 mg/m3 92%カット
3次破砕機周辺 62.3 mg/m3 12.5 mg/m3 80%カット

※注:SPMとは10μ以下の物をさします。

水分消減率

■ 安心・安全な粉塵対策を可能

水とエアーと少量の粉塵防止剤のみで粉塵対策をします。使用する水量は、従来と比べて大幅にカット出来ます。又使用する粉塵防止剤は、人体・環境に優しく無害なものを使用し、その使用量は対象物に対して、通常0.01%と極少量であり、製品・設備にも影響を与えません。

(例)某砕石所の場合

散布個所 散布水量 水分削減率
粉塵防止装置 破砕機上部に2ヶ所 5ℓ/min 75%カット
水散布装置 発生源毎に10ヶ所 20ℓ/min

コスト削減

■ 粉塵対策コストを削減

水とエアーと少量の粉塵防止剤を混合・発泡させる事により、効果的に粉塵を防止します。また、設置後はかんたん管理で手間を掛けません。

(例)某製鐵所の場合

ランニングコスト 月額コスト コスト削減額
粉塵防止装置 電気料金  ¥24,000
薬液料金  ¥112,000
水道料金  ¥19,200
¥155,200 ¥844,800+α/月カット
集塵機 電気料金 ¥1,000,000
フィルター交換費
ダクトメンテナンス費
¥1,000,000+α
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